自己紹介
はじめまして。
立命館大学 情報理工学部 2年生の丸山と申します。
合同会社むら村でインターンに参加させていただいております。
映像制作や地域活性化などの活動を行なっております。
このブログにて、映像などについての情報を発信させていただきます。
カットの意味
そして早速ですが、今回の内容はタイトルにもある通り、
「そのカットの意味、考えてられていますか?」という話です。
はい。つまり映像制作におけるひとつひとつのカットの意味をしっかりと意識しましょうというお話です。
クイズ
今回は、私が撮った例を参考に説明していきます。
まず、2つのカットをお見せします。
どちらが”良い”とされるカットなのか皆さんも是非考えてみてください。
例1
例2
…さあ、皆さんどちらが良いカットだと思われますか?
正解は例2の方です!
皆さん正解しましたでしょうか?
それでは、それぞれについて見ていきましょう!
解説
まず悪いとされる例1について。
こちらのカットの悪いポイントはずばり
「主題が明確になっていない」ということです。つまり、「このカットで観ている人に何を伝えたいのか?」が不明瞭だという話です。
このカットにおいては中心に草刈機を扱っている人物が映っていますが、作業している部分がほとんど映っていません。伝えたい部分はしっかりと伝わるように映すべきだということです。
次に良いとされる例2について。
こちらは先程と異なり、作業している部分がしっかりと映っています。
また、中心に草刈機が映っていることで、特に「草刈機について伝えたいカット」であることが分かります。
今回は私が村で活動していることから、都会では普段お目にかからないような草刈機に焦点をあてたシーンを撮影しました。
「草刈機について伝えたい」なんてシーンは滅多に出くわさないかと思いますが、例えばこれが何かしらの製品のPR映像であるとするならば、人よりも草刈機にフォーカスすることの意味がより分かりやすくなると思います。
まとめ
このように、ほとんど同じようなシーンでも角度やどこにフォーカスするのかだけで各カットの持つメッセージ性や説得力に雲泥の差が生まれるのです。
皆さんも是非映像を撮る時に参考にしてみてください!
この記事へのコメントはありません。